LCCで行くべきかそれが問題だ
メルカリの創業者の方が世界一周旅行に行ってメルカリの創業を思いついたという事ですが、旅行というのは普段と違うことを考えるのにいい時間のようです。
今回2泊4日のバンコク弾丸ツアーを終えて、自分のFacebookに感想をアップしたら結構反応があって、色々考えることがあったので、今日はScoot利用の感想を。
まず、Sccot昼便は機内でイベントがあって結構楽しい雰囲気でしたよ。(小学生位のお子様がいるなら、参加できるのでむしろおすすめ。)
LCC旅行の最大のコストは悩む時間
まず、私の場合はそもそも2種類のマイレージプログラムでバンコク往復のチケットが用意できる位にはマイルがありました。(1つはちまちま貯めたユナイテッド航空、もう一つはハワイのビジネスクラスを狙ってるので使ってないANAマイル)
でも、マイルを貯めるためにアジア路線なので敢えてチケットを買うか(エコノミーは同時期6万円程度で購入可能、プレエコが17万円程度だったので論外…。)
LCCは当初考えていなかったのですが、スカイスキャナーで見たら、シンガポールエアライン系のLCCのScootがバンコクまで直行便を出していて、片道1.1万円からとわかり。
ここで悩みます。マイルは有効期限があって、何だかんだ期限ぎりぎりにJALはどこかにマイルに消費したり、ANAは香港行ったりしているので使えるときに使ってしまった方がと思いながら、安さに惹かれました。
そして、悩む…この時間仕事した方がいい社会人は多いでしょう。
でも、悩むのも旅行準備の醍醐味もかもしれません。
結局Scootの機体がボーイング787ドリームライナーであるとこがわかり、安全面でもありかなと…。そして迷ってる間に2千円料金が上がったので、安い料金は迷うな決めろって事のようです。
荷物をどうするか
買い物が好きな人にはLCCは悩ましい手段です。
バックの中にボストンバックでも入れて復路だけ荷物追加すればいいのかもですが、最初から大きいスーツケースを持ち込みたい場合、追加料金が発生します。この時点でキャリアとの価格差が縮小していきます。
片道づつ予約もできなくはないのですが、このあたり一度最適解を試してみたいですね。
ただ、荷物含めてオプションの選択にトライアンドエラーが必須なためLCCは手配時間をコストに換算するとお得ではないかもしれません。荷物が多くて、時間がなければキャリアエアライン。考えること自体を楽しめるならLCCもありと。
席の指定にも追加料金
隣同士の席にしたい、窓際、通路側、すべて有料の世界です。一人旅の場合もはやなすがまま、されるがままでも問題ないですが、同伴者がいるときが問題です。
旅慣れ、出張慣れした友人同士なら、まぁ、離れちゃってもいいけど、で済むのですが、これが旅慣れない家族連れの場合はあきらめて追加料金です。(なお座席指定の追加料金はそう高くないのでご安心を)
ブランケットも追加料金ですが、Scootのデザインがされていて、思ったより可愛いので記念に買ってもいいかなと思いましたが、追加コスト0を目指したので、私は無印良品のショールにもなるブランケットを持っていきました。
空港に何時間前に行くか
LCCの座席指定無しならチェックインの開始時刻前に到着が、個人的にはオススメです。
つまり3時間以上前。座席指定ありの場合でも2時間前には到着していた方が無難かなと。
チェックインの列に並んでオープンを待つと、今回は2回とも前方座席にしてくれました。復路はサイレントシートになりました。座席の指定無しは運要素ではありますが、早い方が前列になりやすいようです。
出発時刻の遅延が確定していても、チェックイン時刻は当初予定時刻の3時間前から1時間前までだったと書いてあるブログを読んでいたので、LCCは本当に難しいなと。
変更時は確認が必要ですね。もうわからないならあきらめて空港に行く位の開き直りも必要なのかもしれません。遅延はつきものです。
空港でどう時間をつぶすか
中距離路線は、食事が最優先ですかね。出発時刻より前に食事を終えた方が良いと思います。
バンコク行の昼便だと、3時間前に到着できない人もいるかもしれないですが、私は3時間前に行って、朝マックしました。
ただ、空港のコンビニでお弁当を買って、搭乗口のそばで食べる方が満足度高かったかな。早朝から油多めの朝マックは胃もたれしました。なお、おにぎりやお弁当は搭乗口付近の席まで堂々と持ち込めます。
成田出国後はありませんが、プライオリティパスが使えるラウンジがDMK空港には複数あるので、普段からLCCで旅行する人は、プライオリティラウンジが使えるカードは持っているといいのかもしれません。私はキャリアを利用することが多かったせいで、空港に早めに行くことが稀なので、持ってません。
LCCは3時間前からしかチェックインできないので、JALやANAのラウンジのように長時間利用することはできません。
なお、1つのラウンジは600THBで利用できますが、ラウンジから搭乗口までがやや遠く、お腹も空いてなかったので、私は今回はスタバでコーヒー買って搭乗口の前でのんびりしてました。夜便は本当に眠いので、お腹空いてないなら搭乗口のそばのが安心…。
暇つぶしには何をするか
なお、往路も復路もタブレットやスマホにダウンロードできる映画(NetflixやHulu)を入れて、電子書籍も多めにダウンロードしておきました。LCCには機内TVはついてないので、タブレットがあると便利です。
ScootTV(当然有料)という機内配信にもタブレットやスマホが必要でしたが、タブレットやスマホがあるなら事前にNetflixでダウンロードしておいた方が見たいものが見れます。
なお、ずっとタブレットを機内モードで使う人以外は、復路の前に再度動画のダウンロードが必要ないか忘れないようにして下さい。バンコク国内で電波を受信すると見れるコンテンツの種類が代わってしまい、私は結局再ダウンロードしました。
SIMフリースマホを持ってない人は、タブレットのLTEモデルを買えば、SIMフリースマホ代わりになります。私はHauweiのMedia Pad BTV-DL09を使ってます。(もう売ってない?のかな。)
通常の使い方なら、スタンダードモデルでも、十分ですが、ヘビーユーザーならプレミアムモデルを。
大人の事情でアマゾンのリンクで類似モデルを貼っておきますが、アフターサービス含めると、最寄りの家電量販店の購入も視野に入れておいて下さい。
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機内でのドリンクについて
飲料は持ち込んでる人が多かったですね。LCCの経営的にはどうなんでしょう。中距離線は徹底的に持ち込み不可にするより、別の戦略取って財布の紐を緩ませた方が良いのではないかと考えたのですが、今のところいい戦略は思いつかず。
私は新幹線の旅が好きですが、東京駅でペットボトルとお弁当を買うことが多いです。でも、追加で車内販売を利用するのを楽しみにしているんですよね。
旅行だから、通常なら財布の紐は緩むはずですが、LCCは追加料金との攻防に利用者の目が行ってるので、機内での楽しむ消費をむやみに奪っているような気もします。
私自身が、航空券の他には1円も追加しないことに快感を覚えたんで…。
なお、シンガポールからだと搭乗口に入る前に荷物チェックがあるので、機内に空港内で買った飲料はそもそも持ち込めません。DMK(ドンムアン)空港や成田空港はチェック後に売店があるので、持ち込み可能でしょう。空港内の水は高いですけど…。
機内食について
飛行機での旅が新鮮だったころは機内食が楽しみでしたが、夜便を頻繁に利用するようになって感じたのは、機内食は要らないけど、水のボトルだけもう座席に置いておいてくれないかなって事でしたね。キャリア乗ってると、機内食は料金に含まれているからケチ根性で無理に食べてましたが、結局食べるのはフルーツだけとか…。
長距離路線なら機内食が重要ですが、エコノミーの機内食はたいして美味しいものでもありません。何より便によっては時間が悪い…。
日本とアジア間の中距離路線で、夜便なら機内食無しのLCCに軍配が上がります。(機内食注文している人自体が少なく、サービス時間も短いのでその分快適に過ごせます。)
日本語対応には期待しすぎない
日本発のスクートは日本人スタッフを配置してくれて、日本語の放送をしてくれますので、日本語しかできなくても「一応」大丈夫です。通常の運行であれば全く問題なく快適に過ごせるでしょう。
トラブル時は、英語が極端に苦手な人は日本のキャリアエアラインを使った方がいいかもしれません。機内の日本語スタッフは1名です。でも、ちゃんと日本語対応してくれているだけでもValueですね。
海外の個人手配の旅行全般に言えることですが、殊にLCCを使う場合、トラブル対応は英語でできないと不利になります。
ツアーであれば遅延等含めて旅行会社に文句を言えるとは思いますが…。
機内から外国語中心だと、早いうちに旅行気分が味わえるので旅行としてトラブルも楽しめればありでしょう。
予約するなら機体のチェックとセールメールの登録を
まず、Scootの予約するならセールのタイミングを狙いたいところ。その時期に合わせて旅行する柔軟さも必要です。
価格的には例えばバンコクは最安値は往復2万円台のようですので、いけなくなったらキャンセルするしかないですね。(バウチャーで返金するシステムがあるようです。使わなくて済むことを願います!)